ヨガインストラクター

 

 

 

 

 

ちょうど、2年前のこんな猛暑の中

私の父は７９歳でお空の雲になりました。

 

 

 

末期がんとわかり

余命宣告をされて

 

 

 

 

 

あとわずか・・・

 

もう今日が最後かも・・・

 

を繰り返しながら

 

 

 

 

 

 

「俺はまだまだ生きるよ」

 

 

 

「医者の言っていることは信じない」

 

 

「すぐに家に帰るから」

 

 

 

といつも言っていた父。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな父なので

余命よりも

かんなり長く生きた父・・・

 

 

 

「やはり病は気なのね」

 

 

ということを教えてくれた父

（父らしい）

 

 

 

 

 

 

 

そんな私にとって大きな大きな父が

お空へ旅立った後・・・

私はあまり後悔がなかったのです。

 

 

 

 

それは私がトリートメントの手技があったから。

 

 

 

もちろん

 

あんなことも、こんなことも・・・

もっと早くしておけばよかったかも・・

 

 

なんて思うことはあったのですが

 

 

 

漠然と大きな後悔はまったくなくて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病院でお世話になっていた後に

緩和治療へ移行しホスピスでお世話になった父。

 

 

 

 

私は仕事と家事と、夏休みの子供のご飯作りなどの合間を縫って

父のホスピスへ２日に１回は顔を出していました。

 

 

 

 

そんな父は

 

 

 

毎日、ベッドの上で過ごしているし

運動量も部屋の中だけでめちゃくちゃ少なく

 

 

 

血流が悪くなり

父の足はパンパンにむくみ・・・

 

 

 

 

 

 

靴下のゴムのあとがめり込んでしまっていた父の足が

 

トリートメントをすることでこんなに良くなったんです。

 

 

 

 

 

父のベッドに座り、父は、大好きな相撲をみながら

私は父と話しながら足のトリートメントを。

 

 

 

ただただひたすらトリートメント。

 

 

 

それが、何よりも私を癒してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

昔は、なんでも大食いで食べていた父が

 

 

 

ほとんど食欲もなくなり

 

 

 

持参した果物なども

 

 

 

「りえが食べなさい」

 

 

 

と言って、一切れだけ食べては私に。

 

 

 

 

 

ベッドサイドにいても

できることと言えば

身の回りなどの清掃なども

病院の方がしてくれるし

 

 

 

 

私は無力に感じました。

 

 

 

でしたが、私にはトリートメントの手技があるじゃん！

 

と思い、

 

 

父の所に行き

ただそばにいてしゃべるだけではなく

足のトリートメントやハンドトリートメントやヘッドトリートメントなどを

させてもらうことで

 

 

 

 

私の手で

父のぬくもりを感じ

私自身が活力（生きる力）をもらい

 

 

 

私が１番シアワセをもらえていたのです。

 

 

 

 

父のぬくもりを感じながら

涙を流さないようにするのはとても大変でしたが

 

 

 

「足が重いんだ」

 

「足の指の感覚がない」

 

「夜中に体がいたくて眠れなかった」

 

「今日は調子がいいよ」

 

 

などと会話をしながら一緒にいる時間が私にとってはかげがえのない時間でした。

 

 

 

 

 

 

そして、父は夏の雲になりました。

 

 

 

 

父とは大げんかもいっぱいしたし

 

 

 

本当に人間としてありえないわ！！

 

 

と思ったこともいっぱいあったし

 

 

 

 

 

 

里帰りしたときに

 

 

 

子どもが体調悪くて寝込んでいて看病しているときも

 

 

「俺の仕事の手伝いをしろ」

 

 

みたいなことも言ってきたし（一生忘れないし（今だから笑える））

 

 

 

 

 

運転ではめっちゃとなりで怒鳴られたし！

 

 

 

 

 

ああ、限りなく出てきますが・・・（笑）

 

 

 

 

 

そんな喧嘩もできなくなってしまった今

やっぱり思い出すのは

いつも応援してくれていたな。。。

 

 

 

 

ということです。

 

 

 

 

こうして、

私が個人事業主として仕事をしていくと話した時も

誰よりも１番応援してくれたのは父でした。

 

 

「夢があっていい！」

「今の子は夢が少なさすぎる」

「頑張れ！」

 

 

 

って泣

 

 

 

 

そしてその応援してくれた父との最後の時間が

トリートメントだったんです。

 

 

 

 

 

ああ、私、トリートメントを習っていて本当に良かったなって思いました。

そして父にも感謝の気持ちしかありませんでした。

 

 

 

 

 

 

マレー式ボディトリートメントは、産後のママへ、女性へ向けて

お仕事はさせていただいておりますが

マタニティさん以外、どんな方にもできるんです。

 

 

 

 

 

当たり前にいてくれる身近な家族や周りの方にも

ぜひ、トリートメントをさせてもらって

日頃の感謝の気持ちを伝えながら

触れ合う時間が持てる手技になるんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年より養成講座を作り始めて

受講生さんが　

 

 

「家族にします！まずは夫に！」

 

「子供に施術したけどくすぐったがって♪でも翌日もまたママやって～って♪」

 

「義理母にしました、日頃のお返しの分の気持ちも入れました」

 

などなど・・・

 

 

トリートメントをきっかけに

愛の循環がぐるぐる回りまくってくれて♡

 

 

 

 

 

 

もう、感無量です。

 

 

 

 

 

父のことを考えると、

ぬくもりを思い出し、まだまだ泣いてしまう日も

あるんですが

 

 

それでも

父が言ってくれた

「気持ちいね」

ということばを胸に

 

 

また私は私の命が尽きるまで

前を向いて施術をさせていただけます。

 

 

 

 

そんな介護にも看取りにも活用でき

何よりも私を癒してくれた

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資格の活かし方はそれぞれです。

 

 

今の働き方を変えたい方も

いつか自分の為に種をまきたい方も

 

 

子どもたちとの時間を大切に

過ごしたい方も♪

 

 

 

 

 

９月募集の空枠もわずかとなってきました。

次回の募集時期は未定となっております。

 

 

 

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夏の雲を見ると父を思い出す私です。